イケてると思った直観はたいてい外れるけど、ヤバそうだなって違和感は大体当たる

経営

こんにちは、えいがです。

今日は直感で「これイケるな」と思った事よりも

「これヤバイかな」と思った違和感を大事にした方が成功するというお話をしたいと思います。

何かアイデアが思い浮かんだ時って

これは「画期的な発想だ!!」と思い、突っ走ってしまうことってあると思います。

 

しかし、思いついたアイデアって調べてみると意外と他の人がやっていたり

思いついても、あえてそれを先人がやらなかった理由があったりするんですね。

 

一方で「これはマズイな…」と思った時に無理して実行しようとすると

その悪い予感はだいたい当たってしまいます。

なのでそういった違和感がある時は、無理して進めようとせず

冷静に立ち止まって、慎重に進めた方が成功する確率が高くなります。

 

実際これを身をもって体験したことがあります。

約5年前に、コンシューマー向けのサービスをやったことがあります。

コンシューマー向けの映像サービスで代表的なものと言えば、例えばブライダルビデオですね。

 

これに近いものをサービスとしてやっていたことがあります。

具体的にどんなものかといいますと、

「人生は映画である」をコンセプトにした、自分史をドキュメンタリーとして制作するサービスです。

パッケージ化をして、プレスリリースを打って大々的に宣伝も行いました。

リリースをした当初は、雑誌や新聞、テレビなんかも取材を受けたりしました。

 

スタート自体は非常に良かったです。

始めの頃は、新聞やテレビを見て知っていただいた方からお問い合わせを頂くことができたんですね。

しかし1年経ってメディアの露出が減ってくると件数も減少していきました。

 

今振り返ると、このサービス自体が高齢者の方向けのサービスだったので

インターネットでいかにマーケティングしても高齢者の方に届かないという問題点が大きかったです。

高齢者の方が触れる媒体として、テレビ、新聞が大きな比率を占めていたため

取り上げられているうちはよかったのですが、どうしても取り上げられなくなると依頼をとれなくなってしまいました。

 

色々やってはみたもののやはり集客に苦労し、

今ではあまり作らないサービスになってしまいました。

 

現代は高齢化が加速しているため、

仕事を引退された方が自分史として記録を残すことが1つのトレンドになるんじゃないか、とサービスを立ち上げた当初は思っていました。

とはいえ、「高齢者の方とどのように接点をもったらいいのか」という違和感は心の何処かで感じていたとは思うんですね。

「これだけ高齢化社会なのでなんとかなるだろう」と、半ば違和感を無視して進めてしまったのですが、最初からもっと慎重に違和感の原因を探って市場調査をしていれば結果はまた違ったものになっていたかもしれません。

 

この経験自体は今ではいい勉強になったな、と思っているのですが

もし何か新しいことを始めようと考えている方がいらっしゃいましたら

心の中にある違和感を大事にして、成功への助けにしていただければ幸いです。

 

 


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