美容師もフリーランスが増えてきている件について

経営

こんにちは、えいがです。

今日は美容師のフリーランス化について私の思っていることをお話したいと思います。

昔から似たようなシステムはあった(=面貸し)

美容業界には昔から「面貸し」というものがありました。

例えば1つのお店に座席が5面あった場合
そのうちの1つをフリーランスの方に貸して営業してもらうというシステムの事を面貸しと言います。

面貸しは「オーナーと従業員」という関係ではなく、「オーナーと利用者」という関係になります。お店の中の空いたスペースを借りて小さなお店を営業するようなイメージですね。

最近では従業員を雇わず、全面をフリーランスの方に貸し出す面貸し専門サロンというものも登場してきています。

フリーランスになってもいい人とは?

こうした環境の後押しもあってか、フリーランス美容師を目指す方が増えているようです。
かつては美容師のキャリアと言えば、独立してお店を持つ事が主流だったので選択肢が増えている事はいいことだと思います。

フリーランスに向いている人とはどんな人なのでしょうか?

それは「自分の力で自分を発信し、集客ができる人」だと思います。

フリーランスになると、今までお店に頼っていた集客を自ら行わなければなりません。いくら技術があってもお客様に知られない限りは来店して頂けません。
各種SNS等で顔出しをするなど、何かしらの方法で露出をして一定のファンを獲得する必要があります。

お店にいる時からコツコツとフォロワー数やブログの読者を増やし、ある程度の見込みができた段階でフリーランスに転身することをおすすめします。

独立した方がいい人とは?

フリーランスが「個」の力を問われているのに対し、対照的なのが店舗をオープンして独立するという選択です。

こちらは自分が40、50、60…と年を経ていく中でいつまでもハサミ握っていられるか不安に感じる方におすすめです。人を育てる方に回り、チームとして力を発揮していきましょう。
スタッフが育ってくれれば技術的な面については任せることが出来るようになります。

どちらが正しい、というよりは自分に合ったものを見つける事が重要

近年はフリーランスという働き方が大きく取り上げられていますが、どちらが正しいというものではありません。どちらにもそれぞれのメリット、デメリットがあります。

例えばフリーランスは固定費やスタッフの人件費が基本的にかからないというメリット、
一方で全ての業務を自分で行わなければなりませんし、基本的に自己責任というリスクがあります。

店舗の場合は、複数のスタッフが居ることで効率良く回す事ができたり、自分はマネジメントや経営等他の分野に力を入れることが出来るようになります。
一方で固定費や人件費がかかり続けるというリスクもあります。

 

将来のキャリアに悩んでいる方は、自分の得意なこと、逆にこれは私はできないな、というポイントを明確にした上で自分に合った選択肢を発見することが重要かと思います。
ぜひこの記事を参考にじっくりと考えてみて頂けたら幸いです。

 

 


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