融資を引き出せる事業計画書の作り方

起業

こんにちは、えいがです。

今日は「事業計画書」について、気をつけていくべきポイントをお話していきたいと思います。

ビジョンや目的

スモールビジネスにおいて、

「ビジョン」というものをどこまで重要視するか、という問題はあるんですが、

この立地で、この事業をしていきたい」という風に、強い想いを持っている経営者の方が、

「頑張って事業を大きくしよう」「継続させていこう」

と、考えている経営者だと判断されるので、

ある程度は答えられるようにしておいた方が有利に働くと思います。

 

事業概要

これは、凄くシンプルにまとめておくべきです。

例えば美容室であれば、

どの立地で、どういう人をターゲットに、どんな事業をしていきます

と、必ず言語化しておきましょう。

相手にすぐに伝わるようシンプルにまとまっていると、これも評価が高くなります

 

自社の強み

他店にはない、自社だけの強みを持っておきましょう。

 

例えば、うちはアイラッシュ店をやっているんですが、

そのアイラッシュ店を作るエリア内で、美容室を12年経営しています。

そして、その12年間の経営の中で作ってきた2000人近くの顧客リストを持っています。

 

そこで、アイラッシュ店を開いた暁には、新規に集客するだけでなく、

その顧客リストの2000人をアイラッシュに送客できるという強みを持っていました。

 

そういった具体的な自社の強みを持って、

説明できるよう言語化しておくことで、経営に対する姿勢を評価してもらえます。

市場環境と競合店の調査

市場環境って、事業の継続性を考える時に非常に重要なんですね。

 

うちがアイラッシュ店を出す前も調査をしたのですが、

店舗のエリアから半径20~30km圏内に、アイラッシュ店がなかったんですね。

しかし、半径30km以内の人口を調べてみると、70万人くらいいらっしゃったんですよ。

そのデータ等を踏まえ、アイラッシュ店に通ってくれるだろう、と考えられる見込み客

また、先述した顧客リストを準備していた点が、融資担当の方に評価されたポイントか思います。

 

売上予測

これは、すでに1号店を出店していて、それに基づいた裏付けがあると強力なんですが、

初めて出店をする方が売上予測を立てるのは、なかなか難しいと思うんですよね。

ぶっちゃけた話、

分からなければ、「このくらいだろう」という所で線を引いた方がいいです。

この売上であれば、これくらいのコストがかけられる、

といった計算をするための指標にもなるので

売上予測は非常に重要な要素の一つです。

 

もちろん、経営をしていく上で予測通りになることは稀ですが、

測通りにならなかったとしても、仮説を立てておくことで、

「次はどうしよう」と、アクションを考えることができます。

 

資金の明細

初期費用と運転資金にいくら必要なのか。

 

また出店が決まっていれば、

賃貸契約書であるとか、内装費にかかる工事費。

 

人を雇うのであれば、

何人雇うのか、いくら払うのか。

 

こうした資金の明細を、分かる限りなるべくはっきりさせておきましょう。

 

確定していなくても、常識の範囲内での想像でもいいので、

何にいくらかかるか、見積もりと共に資金明細が必要になります。

 

融資を引き出す事業計画書とは

融資を引き出せる事業計画書の特徴とは、

事業が継続する事が想像できる

創業者の思いが伝わる

本当にこの2点だと思います。

 

この2点が伝わるものであれば、

たとえ多少の粗があったとしても、

融資の相談をしていく中で相談に乗ってくれます。

 

まずはしっかりとした想いと、継続する事業であることが伝わる事業計画書にしていきましょう。

 

 


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