こんにちは、えいがです。
今日は、起業準備についてお話していきたいと思います。
綿密に計画を練っても計画通りにいかないのが経営なんですね。
あれこれと起業準備はすると思うんですが、
ずっと尻込みをしていても始まらないので
悩みすぎずに、最低限の準備だけして、まずは始めてしまう事が重要です。
では、何を準備したらいいのか。
今日はこれさえおさえておけば、起業をしても大丈夫というポイントをお伝えしていきます。
開業資金の確保
一見、立地を決めないと開業資金が決まらないんじゃないかと思いますが、
最低限何をやろうか決まっていれば、ある程度の資金需要は見えてきます。
初期費用として、何にどれくらいのお金がかかるか、
しっかり書き出して把握しておきましょう。
ここで重要なポイントは、こだわりすぎない事です。
やりがちなのが、内装を豪華にしてしまったり、
大規模な広告を打ってみたりしてしまうことです。
このくらいかな、という金額よりも
少し下のラインで見積もるのがちょうどいいです。
借り入れを前提とするのであれば、
手元資金がこのくらいあるから、借り入れ資金はこれくらい必要だ、と
聞かれたらすぐ答えられるくらいには明確にしておきましょう。
見込み客のリスト
これは、特に店舗の開業の際のお話です。
基本的に店舗ビジネスって待ちの商売なんですね。
どこかに営業しに行って、お客さんを確保するようなものではないので、
開業する前に「どのくらいお客さんが来てくれそうか」
具体的なリストから判断できるとベストです。
もちろん、新規のお客様を取るための集客はやっていくんですが
開業してからどのくらいお客さんを呼びこめるか、リスト化しておきましょう。
例えばうちの美容室の開業した時のお話をすると、
開業前に、ある程度昔から付き合いがあって、
この人は通ってくれるだろう、という方をリストアップして見込みを立てました。
そのリスト自体が200人位だったと思います。
そのリストを使って、「初月」「3ヶ月」「半年」「1年間」のスパンで
どのくらいの人がリピートしてくれるか計算をしました。
この見込み客のリストを作ることによって、
では、新規のお客さんはどのくらい集客しなければならないのか、見えるようになってきます。
立地の選定と競合店の調査
自分がもとから勤めている場所や、普段生活している場所であればいいんですが、
見知らぬ土地で、土地勘がない場合は、それ自体が結構なリスクになります。
立地の特徴や、住んでいる方の生活については、必ずよく調べましょう。
立地については、ターミナル駅のような人が多い所がいいかというと、
一概にそうとも言い切れないんですね。
例えば東京で言えば「立川」や「八王子」
このような複数路線が入っているような駅周辺って、
すでに美容室がいっぱいあるんですね。
その中で勝負するためには、その店独自の強みや特徴が必要になってきます。
ターミナル駅周辺は、実は避けてもいいんじゃないかなと思ったりするんですね。
新宿や渋谷駅前にも色んな美容室ありますけど
できては、すぐに潰れてしまうんですね。
潰さずに長く続けるのが、スモールビジネスでは重要だと思うんですよ。
何回も出店するのって体力がいるので、
最初から競争の少ないエリアを見つけて、
自分達の強みを持って集客をするのが効率的なやり方なんじゃないかなと思っています。
金融機関への事前相談
お店であれば、出店するお店が具体的に決まっていなかったとしても、
特に地元の信用金庫で事前相談をすると、ちゃんと話を聞いてくれるんですね。
事前相談をすることで、
出店を予定している地元の情報も聞くことができることもあります。
また、「このテナントに出店しよう!」と思ってから金融機関に相談しても、
借り入れまで時間がかかったりするんですね。
金融機関が重要視している「創業者の人柄」や
「どんなビジネスをやりたいか」といったことを事前に伝えておくと、
審査までスムーズに運ぶことができます。
事業計画書の作成
事業計画書の作り方は別の記事で詳しく扱うので、
詳細についてはそちらで解説します。
事業計画書の作成についてですが、
まだ立地が決まっていなかったとしても、
制作を進めてみてもいいんじゃないかなと思っています
一番いいのは、同業者の先輩を見つけて手取り足取り教えてもらうことです。
実際に、事業計画書をもとに借り入れを起こしていたりしているので、
ポイントが分かっているんですね。
どうしても一人でやると分からなくて不安になるものなので、
もし身近に聞ける先輩がいると、かなり助かると思います。
起業って大変だな、と思うじゃないですか。
今回紹介した項目は、全部お金に関わることなんですね。
お金のことって、サラリーマンをしているとそこまで深く考えないでいると思うんですよ。
なかなか事業を始めてからだと、分からない事だらけなので不安になると思います。
そういう時にありがたいのが、同業者の先輩です。
同業者の先輩がやってきた事をトレース、真似をするのが一番の近道だと思っています。
まずは同業者の先輩のマネをしてふらっとはじめてみる。
これが、スタートしてからは最適のやり方だと思いますので、
最低限のことを押さえたら、先人のやり方を真似しながらまずはふらっと始めてみる。
こういった心構えで起業をしてみてもいいのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
動画でも発信していますのでもし少しでも興味がありましたらYouTubeチャンネルの方もご覧いただけましたら幸いです。
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