経営者なら積極的に借金した方が良い理由

経営

こんにちは、えいがです。

今日は経営者は積極的に借金をした方がいい理由についてお話していきたいと思います。

 

理由1 : 急な出費に対応できる

特に店舗ビジネスの場合、

火事など突発的な出来事があって急な出費が必要になる時がある時があります。

天才に限らず、それこそ自分が事故に遭ったりスタッフが事故に遭うことで

急に働けなくなったりすることもあります。

 

しかしいざ現金が必要になったタイミングに借りようとしても

借り入れができるまで時間がかかることがあるので、

そうした時に対応できる準備が必要になってきます。

 

理由2 : 税金が本当に高い

税金って本当に高いんですよね。

 

ちょうど収支がとんとんであれば法人税もそれほどかからないんですが

美容室とかサロンビジネスにおいては、コストの中で人件費の比率が高いですよね。

なので納税しなければならない消費税の額もかなりの金額になります。

 

それこそ事故や火災などで急な出費があると、

「税金を納めるタイミングに現金がない!」という事がよくあるんですよ。

 

理由3 : お店の修繕費が予想以上にかかる

店舗ビジネスの場合、お店の修繕費が思ったよりもかかります。

うちの場合も、多分二年前だったと思うんですが

給排水の配管が外にむき出しになっていたんですね。

非常に寒く、雪が降っていた日に水道が凍って止まるというアクシデントが起きました。

 

パイプの中に入っていた水が凍って膨張しジョイント部分に一部亀裂が走っていたので、

結局配管を交換することになってしまいました。

他にも看板のネオン管が割れて交換代に230万円かかったりしたこともありましたね。

 

1年間のキャッシュフローの中で修繕費をあらかじめストックできていればいいんですが

往々にして予期しないタイミングで突然費用がかかったりするんですよね。

 

借金をする時にやってはいけないこと

借金をする時には必ずちゃんとした金融機関から借り入れをしてください。

というのも、たまに「俺お金出してあげるからやってみなよ」という怪しい投資おじさんが近づいてくることがあるんですね。

よくあるのは、投資おじさんから出してもらったお金で会社を設立して、

投資おじさんが株主になるというパターンです。

 

こういった話ってよく聞くんですが、

ひたすらこき使われたあげく、利益は投資おじさんに吸い取られるという結果に終わることがほとんどです。

投資おじさんの話には絶対に乗らないよう気をつけてください。

 

そうした投資おじさんに頼らなくても

きちんとした手順を踏めば金融機関から借り入れをすることができます。

 

事業をする上でする借金は”悪”ではない

一般的に借金はしない方がいいと言われますよね。

もちろん個人として、趣味や生活のために消費者金融から借金をするのはなるべくしない方がいいと私も思います。

 

しかしこれは個人の場合にのみ言えることで、

事業のために借金をする事は至極当たり前のことです。

 

なぜかと言うと

資本を投資して何倍にもする事が事業の本質だからです。

スタイリストとして働いて得られる売上というのももちろん事業ではあるんですけど

それを何倍にも効率的にしてくれるというのが投資であり、

その投資をするために借り入れをするというのが最も効率的な方法です。

 

なぜ事業をする時に借金をするのかというと

その事業にレバレッジをかけられるからなんですね。

レバレッジというのは、てこの原理のことです。

 

例えばお店を作る時に初期費用に1000万円、半年分の人件費として500万円がかかるとします。

1500万円の借り入れをした場合、すぐにお店を作ることが出来るので利益を出すまでの期間も短縮できますよね。

 

しかし、借り入れをせずに毎年100万円ずつ貯金をしてコツコツ貯めていった場合

お店を開くまでに15年がかかってしまいます。

 

借り入れをしてお店を開き、お店の利益から毎年200万円ずつ返していった場合

毎年貯金をして開いた場合よりも短い期間で返済をすることができます。

 

つまり、借り入れ(てこ)を使うことによって

時間の短縮であったり、より大きな利益を出すことができるということです。

事業において借り入れをするのは大正義です。

 

借り入れをしていることが重荷になっていたり

早く返さなきゃ…と不安の種になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、

ここまでお話してきた通り、借金は事業を大きくするためのてこになるものなので

必要以上に悩んだりせず前向きに捉えてみたらいいのではないかと思います。

 

 


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