フリーランスの地下アイドルは結構儲かる!マイクロファンビジネスの仕組み

ビジネスモデル

こんにちは、えいがです。

今日は地下アイドルが実は意外と儲かっている、というお話をしていきたいと思います。

 

フリーランス地下アイドルの経済事情

皆さん「地下アイドル」ってどういうイメージありますか?

「一生懸命バイトして、ライブでギャラがなくても知名度を上げるために出演して健気に頑張る…!」

そんなイメージの方が多いと思います。

 

でも実は、意外とそんなこともなく、儲かっている人もいるみたいです。

結構昔の話なんですけど、一人でアイドル活動をしていた子に話を聞いたんですね。

 

その子はフリーランスでアイドルをやっているのですが、

主な収入源は

週1回のライブ活動

月2回の撮影会

週1~2回のメイドカフェでのバイト」だそうです。

 

だいたい想像できる範囲だと思うんですが、

これが事務所に所属しないでやっていると結構な儲けになるそうです。

 

ライブに出演する時は、確かにあまり出演料はもらえないらしいのですが、

その代わりに物販を行うことができるんですね。

物販で販売するものは、「CD」や「グッズ」「チェキの撮影」が多いようです。

 

メジャーデビューしているわけではないので、

CDは自分でプレスをして作ったものです。

 

それがだいたい2000~2500円、

これが、一回のライブで15~20枚位売れるらしいです。

 

2000円のCDが20枚売れたとして

2000円×20枚 = 4万円ですね。

 

そして、2ショットのチェキ撮影。

チェキは複製ができないので来てくれるファンの方にとっては価値の高いものだそうです。

 

CDは一度買ったら充分ですが、

チェキだと毎回撮影したくなりますよね。

チェキがだいたい1枚につき1000~2000円くらい。

そういったCDやグッズ、チェキの販売によって、

だいたい一回のライブで3~6万円くらいの売上になるそうです。

このライブを週1でやっているので、

ライブの月売上は、6万円×4週間で24万円になるわけですね。

 

それに加えて撮影会を月2回やっているそうなんですね。

撮影会は主催者さんがいるので、

当日会場に行って1時間の枠を1日に3、4回こなし、

その1回の枠に5〜10人位のカメラマンが来て1時間位の撮影会をやるという流れになるそうです。

 

この撮影会の売上が1日につき、5〜8万円です。

これが月2回あるので、8万円×月2回=16万円

 

ライブの売上が、24万円/月

撮影会の売上が、16万円/月

 

この時点で月40万円くらいの売上になるんですよね。

 

 

稼働に関しては、週4日のライブと月2の撮影会。

そうすると6日じゃないですか(もちろん練習や準備の時間はありますが)

 

週1でメイドカフェのアルバイトをしているので、

それを合わせてもだいたい稼働時間は10日くらいですよね。

月によってばらつきはあるとは思いますが、

20代の女の子であれば充分な月収になると思いませんか?

その代わり、集客には力を入れているようでして、

メイドカフェを集客の場所として活用していることに加えて

ブログやTwitter等のSNSによる発信も積極的に行っています。

集客やブッキングをプロダクションに頼ろうとすると、

どうしてもプロダクションの人件費や時間がかかるので、そこにお金がかかってしまうんですよね。

集客や事務作業を一人で行うことで、

同じような地下アイドルでも経済状況が大きく異なるのは面白い事例だな、と思います。

 

マイクロファンビジネスの仕組み

ファンビジネスって稼働に対してのギャランティが支払われる訳じゃないので、青天井なんですよね。

もう引っ越してなくなってしまったんですが、渋谷にスタジオを持っていまして、

そこのスペースを使ってアイドルのファンサービスイベントをよくやっていたんですね。

 

このファンサイベントなんですが、

70席が1時間位で売れてしまう人気のアイドルだったらしいんですね。

 

その人気アイドルのイベントで物販の売り上げがどのくらいあったかと言うと、

なんと200万円だったらしいんですよ。

 

70人の集客で物販を200万円売るということは、

単純計算で一人3万円使ってるんですよね。

これって凄いことですよね。

 

 

私自身はそのアイドル自体は詳しく知らなかったんですが、

ある程度の人気が出て、70〜100人くらいのファンがついていれば

小さな経済圏が出来上がるという地下アイドルの世界は、すごく興味深いなと思った印象があります。

 

このファンビジネスって何も地下アイドルに限った話じゃないですよね。

何万人もフォロワーがいるインスタグラマーやYouTuberのようなインフルエンサーというのも

もともとは個人でやってる方が多い訳じゃないですか。

 

例えばYouTuberといっても、広告だけに依存するのではなくて

ファンの方がついていれば、物販やイベントの開催といった様々なキャッシュポイントが作れる、というところが、マイクロファンビジネスの面白い所だと思っています。

 

 


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